愛知県犬山市の明治村にある西郷從道邸の手書きスケッチ
旅行手記
明治村にある西郷從道邸。明治10年築、木造2階建ての洋館です。当時、敷地内に和風の建物が別にあり、そこを生活の場として使用し、この洋館は接客の場として利用していたそうです。設計は、フランス人建築家のレスカスという人物だとされ、日本建築を構造的に見直し木造でありながら様々な試みを施しています。半円形のテラスや洋風の手摺デザインなど、各国の外交官をもてなしたであろう從道にとって恥ずかしくない立派な洋館です。(株式会社ミズノ発行の瓦版 旬感便り2020年10月号掲載)